下牛尾に残るもの

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大ケヤキと、長寿の女神

大河内神社

河内​(こうち)の​集落に​鎮座する​大河内神社。​まつられているのは​石長姫命​(いわなが​ひめのみ​こと)​——岩のように​永くゆるが​ない命を​司ると​いわれる​女神です。​例祭は​毎年​4月12日。

拝殿の​前には、​市川町で​いちばんの​大ケヤキが​そびえます。​幹まわり約5.1メートル、​推定樹齢200年以上​——町の​天然記念物です。​大枝は​切り​詰められて、​いまは​こぶしを​固めたような​姿ですが、​樹勢は​衰えていません。

長寿の​女神と、​二百年の​ケヤキ。​「永く​あり続ける​こと」を、​この​社は​まる​ごと​体現しています。

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谷あいの、禅の寺

永通寺

下牛尾の​集落に​建つ、​曹洞宗の​お寺です。

創建やくわしい​由緒は、​確認できていません。​それでも​「永く​通ず」と​書く​名には、​禅の​静けさと​ともに、​谷の​村の​願いが​感じられます。

滝の​音のと​どく​山あいの​村で、​祈りの​場所と​して​続いてきました。

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谷の奥の、八幡さま

廣幡神社

谷の​奥に​鎮座する​廣幡神社。​まつられているのは​誉田別命​(ほんだわけのみ​こと)​——八幡さまです。​母である​神功皇后も、​あわせて​まつられています。

「廣幡」は​八幡の​神の​別の​呼び名に​由来すると​される​社号です。​由緒の​くわしい​記録は​残っていませんが、​例祭は​毎年​8月24日と​定められています。

母と​子の​神を​まつる​社が、​谷の​いちばん奥で​村を​見守っています。

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